乱視の役割
次の種目に移る前に、というふうに、次回の内容を決めておくのだ。
ここでのポイントは、その日の自分の体調や、自分にとってのきつさを覚えているうちに、次回のメニューを決めるところにある。
プロの私たちでも、ウェイトや回数は覚えていても、ヂレーニングの目標(ex.H一数重視か?負荷重視かワ)によって記入方法は異なるきつかったのか、楽だったのかという感覚までは忘れてしまうからだ。
トレーニングの本を読むと、トレーニングの内容は[その日の体調で決めよう]と書いてあることが多い。
しかしその日になってから決めるのでは、「とりあえず、この前と同じところから始めてみようか」となる。
その同じレベルで足踏みしてしまうエネルギーがムダだ。
前回のトレーニングで、60キロX10回が楽勝だったなら、次回はおそらくもっと楽に感じる。
だったら前月の時点で、1次は70キロから始める」と決めておけば、60キロ×10回は使わなくて済んだエネルギーだ。
70キロからスタートしていれば、その日は90キロまで上かったかもしれない。
いつも「何となく」トレーニングしていては、効果か少ない。
常に「実力を上げていこう、レベルを上げていこう」という意識を持つことが重要なのだ。
ビジネスの世界では、実現したい目標を手帳などに書いて持ち歩き、常に見返すことか大切だといわれる。
「夢ノート」を書いている人もいる。
私か次回のトレーニングメニューを書くのもそれと同じだ。
「次回これぐらいできるだろう」というのは、ある種の夢だとも言える。
現実的にできるかどうか、保証はない。
当日になってみたら、体調が悪くてできないかもしれない。
仕事でアクシデントかあって、ジムに来ること自体できないかもしれない。
それでも、「こうなりたい」という希望をいつも書いておくのだ。
そういう習慣をつけることによって、いくつか書いた夢のうち、必ずどれかは達成できるようになる。
70キロと書いたのに、やってみたらきつくてとても無理だった。
そんなときは、それを修正すればいい。
そうすることによって、自分の問題点を洗い出す能力がつくし、休との対話かできる。
というように自分の生活にフィードバックさせることもできる。
トレーニングが終わるごとに次回の目標を設定することで、トレーニング習慣と自分の生活やメンタルとの間に、よりよい循環か生まれてくるのだ。
ジムに長居しない。
これもトレーニングを続けるうえで重要なポイントだ。
トレーニングは集中してさっさと終わらせるように「意識」する必要がある。
私の場合、かなりトレーニングに体が慣れているので、特にウォーミングアップはしない。
いきなり本番に入って、全トレーニング工程は40分程度で終了する。
トレーニング初心者は覚えることも多いだろうから、最初のウォーミングアップからクールダウンまで、1時間以上かかってしまうだろう。
しかし時間をかければいいというものではない。
トレーニングの効果は集中度に比例する。
タラタラしていたら、トレーニングの質は低下する一方だ。
実際、多くの優秀なボディビルダーは、1回のトレーニング時間は1時問ぐらいだ。
そのうち本当に集中しているのは正味30分ぐらいだろう。
それ以上やっても集巾力は続かないと思う。
よく「気合かあれば、集中力は続くんだ」というような根性論を言う人がいるか、現実問題として、とても続くものではない。
集中できないからといって総トレーニング時間を延ばして補おうとしても効果は上がらない。
1時間なら1時間とタイムリミットを設定し、絶対に延ばさないという決まりを自分のなかでつくっておく。
そうすれば、「無駄は徹底的に省かなければ」いう意識が働き、一つひとつの動作に集中できる。
荷物も減る。
それがトレーニングの効果を最大限に引き出すコツであり。
同時に継続のためのコツでもある。
よりシンプルに、よりショートに。
これか私のトレーニング哲学だ。
仕事に長期・短期のスケジュールか不可欠なように、トレーニングも、長期・短期のスケジューリングがうまくできるかどうかで、成果か大きく左右される。
トレーニングスケジュールの作成にあたっては、まずは年間を通して、プライベートと仕事のイベントなどを書き出し、トレーニングに集中できる時期、難しい時期を把握する。
その後、トレーナーと相談し、1ヵ月単位、3ヵ月単位、半年単位、年単位のトレーニング目標を設定し、実際の日付に落とし込んでいく。
ここで多くの人がやりがちなミスは、やる気があるからといって、現状を一度に大きく変えることを前提にして、スケジュールを組んでしまうことだ。
しかしそれではうまくいかない。
トレーニング成功の秘訣は一度に多くを変えず、少しずつ変えることであることは先に述べたとおりだ。
そして次に、プログラム作成に入る。
プログラムの詳細は本書の目的とは遵うので、あえて示さないか、プログラムとして決めておくべきことは、実施種目、負荷の大き『頻度、期間である。
これかないと目標達成までのイメージが不明確になり、質の低い、集中できないトレーニングを余儀なくされてしまう。
また、プログラムにはハードーイージーのメリハリが重要だ。
常に最大努力が必要なプログラムを組んでしまうと、必ずと言っていいほど、挫折する。
忙しい時期にハードなトレーニングは難しいから、あまり時間を必要としない軽めのプログラムを組むべきだし、逆に集中してトレーニングできる時期であれば、ハードにすべきである。
とかく「頑張りモード」一辺倒のプログラムを立てがちだが、トレーニングプログラムには、緩急の柔軟性が必要なのだ。
思う存分、好きなだけ一凹130歳の人の基本方針前にも述べたように、『いま、何歳か』によって、トレーニングの効果は大きく変わる。
ここではトレーニングプログラムを作成するうえで、年齢ごとにどのような点に留意すべきか、大まかなポイントを述べておきたい。
私はトレーニングに通う人々の年代を、―期から5期に大別している。
1期は、20~30歳。
この年代はトレーニングの効果が最高に出やすい時期で、トレーニングトレーニングは基本的に後回しでよい時期にハードなトレーニングをするスケジュール(プログラム)を組んではいけない適齢期と呼ばれている。
この10年間にどれだけトレーニングをしたかで、その後の筋肉の発達度合いが変わってくる。
無理をして健康を害さないことが前提だが、私としては、「思う存分に、好きなだけやってください」と言いたい。
もし本書を読んでいる人が20代なら、一日でも早くトレーニングを始めたほうかいい。
自分にはどんなトレーニングが向いているか、自分の肉体を便って実験するのにふさわしい黄金期だ。
痛みや疲労を無視してはいけないが、やれるだけやってみるといい。
あらゆる種目に挑戦してみて、自己探求に使うべき年代である。
ただし、ストレッチは毎日すること。
トレーニングをしない日でも、風呂ヒがりなど体の温まっているときにストレッチだけはすべきだ。
生活についても、特に注意はない。
食べたいものを食べていいし、遊びたいだけ遊んで見聞を広めるべきだ。
少しぐらい睡眠不足になっても問題ない。
疲労もすぐ回復するので無理かき仕事とトレーニングの両立を-30~35歳の人の基本方針2期は30~35歳。
「なんか最近、腹部出てきたな」レ」いうように。
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